風呂敷には、大きさがいろいろあります。
1メートル四方ぐらいの3巾(みはば)と呼ばれる大きさが一番大きなサイズです。
小さな子供なら、包めてしまいそうなぐらいの大きさ。大きい分、荷物も沢山つつめます。
また、大きさを活かしてインテリアに使ったりしてもいいのがこのサイズ。ソファカバーや
テーブルクロス。子ども達のベッドカバーにしてもかわいいです。ポップな柄なら気分も
上がります。
風呂敷のサイズはどれくらい?実は正方形ではない
風呂敷は相手に贈り物をする時に包んだり、ちょっとした物を隠したりといろいろな用途で
使われる、大変重宝するものの一つです。
実は風呂敷は奥が深く、奈良時代においては大切なものを包む布として、江戸時代には蒸し風呂に
入った際に、足をぬぐったりする布として使われた由来があります。色、柄、生地の素材、紋様も
豊富でいろいろなものがあり、サイズにいたっては約10種類もあります。
風呂敷というと正方形をイメージしますが、実は正方形ではなく上下左右が少しずつ長さが違って
いるのです。45㎝程度の中巾や52㎝の尺四巾は、ご祝儀や不祝儀、小さいものを包むのに適していて、逆に一番大きい230㎝の七巾などは布団などを丸めて収納する際に使用できる大きさとなってい
ます。
包み方によってテーブルクロスになったり、ビン類を運ぶバックになったりするので用途に合わせて
サイズを選ぶと良いですね。風呂敷にはいろいろな柄や素材があります。サイズとともに素材を考えて選んでみるのもまた楽しいですよ。
包む物に適したサイズを選ぶ
その次に大きなサイズが2巾(はば)と呼ばれる70cm四方ぐらいのサイズ。これが一般的な風呂敷サイズかもしれません。私達が風呂敷と聞いてイメージしているのはだいたいこのサイズでしょう。
年配の方が荷物を包んだりしているのも、この2巾というサイズではないでしょうか。販売されている中でもこのサイズのものが一番多いように感じます。使いやすく、アレンジもしやすいサイズといえますね。
バックなどにアレンジしてもちょうどいい大きさで、普段遣いしやすいサイズに仕上がります。布としても使いやすいサイズだと思います。額に入れて絵のようにして使ったり。カンバスに貼り付けて使うのも手軽でおすすめ。
これならば季節やインテリアに合わせて掛け替えるのも簡単です。70㎝ならば大きすぎず、ほどよく主張してくれる。反対に3巾ならしっかり荷物を入れたい時のアレンジに。エコバックや旅先でのサブバックなら3巾が使いやすいです。まず最初の1枚ならば、この2巾がいいかもしれません。
生地によっても使いやすさが変わります。しっかりとしているけれど、柔らかいものの方がギュッと結ぶことができ、包みやすいのでバッグとしても使いやすいのです。
ふろしき生活、はじめてみませんか?